NS-2630 Rev.8
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CB2
計装用プラグイン形変換器 M・UNIT シリーズ
コンピュータバックアップ
主な機能と特長
●コンピュータからの接点信号でアナログ信号の操作を行う
●別売ソフトターミナル(ST、STL)により出力操作可能
●STOP信号によりアナログ出力値を保持
アプリケーション例
●コンピュータのバックアップ付制御出力用
●手動操作器として使用
●接点信号によるバルブの開閉
形式:CB2-①-②③
価格
基本価格 100,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:CB2-①-②③
①~③は下記よりご選択下さい。
(例:CB2-A-B/Q)
・オプション仕様(例:/C01/S01)
①出力信号
◆電流出力
A
:4~20mA DC(負荷抵抗 750Ω以下)
B
:2~10mA DC(負荷抵抗 1500Ω以下)
C
:1~5mA DC(負荷抵抗 3000Ω以下)
D
:0~20mA DC(負荷抵抗 750Ω以下)
E
:0~16mA DC(負荷抵抗 900Ω以下)
F
:0~10mA DC(負荷抵抗 1500Ω以下)
G
:0~1mA DC(負荷抵抗 15kΩ以下)
Z
:指定電流レンジ(出力仕様参照)
◆電圧出力
1
:0~10mV DC(負荷抵抗 10kΩ以上)
2
:0~100mV DC(負荷抵抗 100kΩ以上)
3
:0~1V DC(負荷抵抗 100Ω以上)
4
:0~10V DC(負荷抵抗 1000Ω以上)
5
:0~5V DC(負荷抵抗 500Ω以上)
6
:1~5V DC(負荷抵抗 500Ω以上)
4W
:-10~+10V DC(負荷抵抗 2000Ω以上)
0
:指定電圧レンジ(出力仕様参照)
②供給電源
◆交流電源
B
:100V AC
C
:110V AC
D
:115V AC
F
:120V AC
G
:200V AC
H
:220V AC
J
:240V AC
◆直流電源
S
:12V DC
R
:24V DC
③付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様(複数項指定可能)
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03
:ラバーコーティング +1,000円
◆端子ねじ材質
/S01
:ステンレス +500円
関連機器
・ソフトターミナル(形式:ST/STL)
機器仕様
構造:プラグイン構造
接続方式:M3.5ねじ端子接続
端子ねじ材質:鉄にクロメート処理(標準)または、ステンレス
ハウジング材質:難燃性黒色樹脂
アイソレーション:入力-出力-電源間
出力範囲:0~100%
応答時間調整範囲:約5~30s(前面から調整可)
ゼロ調整範囲:-5~+5%(前面から調整可)
スパン調整範囲:95~105%(前面から調整可)
入力仕様
■接点入力:TTLレベル(5V-CMOSレベル)
またはオープンコレクタ・無電圧接点
(飽和電圧1V以下、シンク電流0.5mA)
●コンピュータからの入力
UP信号:ONでアナログ出力増
DOWN信号:ONでアナログ出力減
STOP信号:ONのとき通常応答
OFFのときOFF直前のアナログ信号をホールド
●ソフトターミナルからの入力[MANUALモードのとき]
UP信号:ONでアナログ出力増
DOWN信号:ONでアナログ出力減
出力仕様
■電流出力(製作可能範囲)
出力電流範囲:0~20mA DC
スパン:1~20mA
出力バイアス:出力スパンの1.5倍以下
許容負荷抵抗:変換器の出力端子間電圧が15V以下になる
抵抗値
■電圧出力(製作可能範囲)
出力電圧範囲:-10~+12V DC
スパン:5mV~22V
出力バイアス:出力スパンの1.5倍以下
許容負荷抵抗:負荷電流が10mA以下(負電圧出力時は5mA以下)になる抵抗値
(ただし出力が0.5V以上のとき)
設置仕様
供給電源
・交流電源:許容電圧範囲 定格電圧±10 %
50/60±2Hz
100V ACのとき 約5VA
200V ACのとき 約7VA
240V ACのとき 約10VA
・直流電源:許容電圧範囲 定格電圧±10%
リップル含有率10%p-p以下
約3.5W(24V DC時 約150mA)
使用温度範囲:-5~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
取付:壁またはDINレール取付
質量:約450g
性能(スパンに対する%で表示)
温度係数:±0.02%/℃
応答時間:約5~30s可変(0→100%)
停電時出力記憶機能:出力値を記憶します。
電源電圧変動の影響:±0.1%/許容電圧範囲
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:
入力-出力-電源間 1000V AC 1分間
入力・出力・電源-大地間
2000V AC 1分間
結線要領
■CB2単独で使用した場合
■CB2にST/STLを組み合わせて使用した場合
外形寸法図(単位:mm)・端子番号図
ブロック図・端子接続図
動作説明
■CB2単独で使用する場合
コンピュータからのUPあるいはDOWN信号を受け、アナログ出力信号は、設定された応答時間で増減します。コンピュータの異常(STOP)信号を受けるとアナログ出力信号はダウン直前の値でホールドします(コンピュータからのUP、DOWN信号が無効になります)。⑨-⑪端子間を短絡することで出力信号は増え、⑩-⑪間を短絡することで減少します(応答時間調整により設定された応答時間で出力信号は増減します)。
■CB2にST/STLを組合わせて使用する場合
コンピュータからのUPあるいはDOWN信号を受け、アナログ出力信号は、設定された応答時間で増減します。コンピュータが異常(STOP)になると自動的にソフトターミナル操作モードになります(コンピュータからの信号が無効になり、ソフトターミナルからの操作信号が有効になります)。ソフトターミナルの操作スイッチ△を押すことで出力信号は増え、▽を押すことで減少します(応答時間調整により設定された応答時間で出力信号は減少します)。そのとき、出力はSTの出力指示計を見ながら手動操作ができます。ソフトターミナルのチェック端子に電流計などを接続しますと、より正確に出力値を読むことができます。コンピュータによる自動運転中、緊急に出力信号を変えたいときには、ソフトターミナルの自動-手動切換スイッチを手動モードにすると手動操作ができます。
システム構成例