NS-9020 Rev.8
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。
R30NCIE1
リモートI/O変換器 R30 シリーズ
通信カード
(CC-Link IE Field ネットワーク用)
主な機能と特長
●デジタル入出力信号やアナログ入出力信号をフィールドバス
(CC-Link IE Filed ネットワーク)に入出力するリモートI/Oカード
●R3シリーズのI/Oカードを増設可能
形式:R30NCIE1①
価格
基本価格 100,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:R30NCIE1①
①は下記よりご選択下さい。
(例:R30NCIE1/Q)
・オプション仕様 (例:/C01)
①付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03
:ラバーコーティング +1,000円
注意事項
・R30EBSに実装したR3シリーズ入出力カードの内部通信バス通信周期については次のようになります。
内部通信バス通信周期=
6ms×入出力カードの枚数+10ms(メインCPUのデータ更新周期)
例:R3シリーズ入出力カード4枚の場合
6ms×4枚+10ms=34ms
なお、R30EBSを増設しても、R30シリーズ入出力カードの内部通信バス通信周期は、約1msのままご使用になれます。
関連機器
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R30CFG)
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R3CON)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードして下さい。
本器をパソコンに接続する場合、市販のUSB MINI B規格のケーブルをご使用下さい。(お客様ご用意)
・R3シリーズI/Oカード
ただしR3-TC2、R3S-CM2Aは対象外となります。
機器仕様
接続方式
・CC-Link IE Field:RJ-45モジュラジャック
・内部通信バス:ベース(形式:R30BS)に接続
・内部電源:ベース(形式:R30BS)より供給
アイソレーション:CC-Link IE Field-内部通信バス・内部電源間
入力の種類・レンジ設定:
R30シリーズI/Oカード コンフィギュレータソフトウェア
(形式:R30CFG)により設定
R3シリーズI/Oカード コンフィギュレータソフトウェア
(形式:R3CON)により設定
ネットワーク番号設定:コンフィギュレータソフトウェア
(形式:R30CFG)により設定
内部通信バス通信周期:約1ms
状態表示ランプ:RUN、RD、SD、D LINK、ERR、L ER、LINK
(詳細は取扱説明書を参照下さい。)
CC-Link IE Field ネットワーク仕様
通信規格:IEEE 802.3
伝送種類:1000BASE-T
通信速度:1Gbps
伝送ケーブル:CC-Link IE Field準拠のケーブル
二重シールド付きツイストペアケーブル (CAT5e)
RJ-45コネクタ
トポロジ:ライン、スター、リング
最大接続台数:120台 (スレーブ局の合計)
(マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい)
最大局間距離:100m
局タイプ:リモートデバイス局
リンクデバイス:RX/RY 128点、RWw/RWr 64点
(R30シリーズとR3シリーズのI/Oカードを合計した点数)
ネットワーク番号:1~239(出荷時設定値:1)
設置仕様
消費電流:160mA
使用温度範囲:-10~+55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:10~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:ベース(形式:R30BS)に取付
質量:約125g
性能
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧 : CC-Link IE Field-内部通信バス・内部電源間
1500V AC 1分間
供給電源-FE間(電源カードにて絶縁)
1500V AC 1分間
適合規格
適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
EMI EN 61000-6-4
EMS EN 61000-6-2
RoHS指令
パネル図
伝送データ
本器は同じベース上に構成される入出力カードの種別 (占有局数) を認識し、スロット順に自動的に入出力データを割り付けます。
ただし、入出力データの割り付けは本器の電源投入時のみ行われますので、入出力カードの構成を変更した場合は、電源の再投入を行って下さい。
1ノード当りの最大占有局数は64ですので、構成する入出力カードの占有局数の合計は64以下になるようにして下さい。
I/Oスロットに空きがあると、データは詰めて上位機器に伝送されます。
局タイプ:リモートデバイス局
リンクデバイス:RX/RY 128点、RWw/RWr 64点
(R30シリーズとR3シリーズのI/Oカードを合計した点数)
例えば、以下のような構成の場合、入出力データは下図のように割付けられています。
カード情報、異常情報、データ異常情報
入出力データ
■入力カードとの通信異常時の動作
入力カードに異常が発生し、通信ができない場合には最終値を保持し、入力カードとの通信ができるまで更新されません。
■アナログデータ(16ビットデータ長、形式:R30SV4、R30SV2、R30YV4、R30YS4、R30US4など)
■アナログデータ(16ビットデータ長、形式:R30RS4、R30TS4、R30US4など)
■アナログデータ(16ビットデータ長、形式:R30CT4Eなど)
■アナログデータ(32ビットデータ長、形式:R3-PA2、PA4A、WT1、WT4など)
■アナログデータ(32ビットデータ長、形式:R3-BA32A、BC32Aなど)
■16点用接点データ(形式:R30XN16A、R30YN16□など)
外形寸法図(単位:mm)
ブロック図・端子接続図