NS-8902 Rev.5
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。

R30NCIT1

リモートI/O変換器 R30 シリーズ

通信カード

(CC-Link IE TSN用)
主な機能と特長
●デジタル入出力信号やアナログ入出力信号をフィールドバス
(CC-Link IE TSN)に入出力するリモートI/Oカード
●R3シリーズのI/Oカードを増設可能

形式:R30NCIT1①

価格

基本価格 100,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード:R30NCIT1①
 ①は下記よりご選択下さい。
 (例:R30NCIT1/Q)
・オプション仕様 (例:/C01)

①付加コード

◆オプション仕様
無記入:なし
/Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)

オプション仕様

◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03:ラバーコーティング +1,000円

関連機器

・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R30CFG)
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R3CON)
・CSP+ファイル
コンフィギュレータソフトウェアおよびCSP+ファイルは、弊社のホームページよりダウンロードして下さい。CSP+ファイルは、CC-Link協会のホームページからもダウンロードできます。
本器をパソコンに接続する場合、市販のUSB MINI B規格のケーブルをご使用下さい。(お客様ご用意)
・R3シリーズI/Oカード
ただしR3-TC2、R3S-CM2Aは対象外となります。

機器仕様

接続方式
・CC-Link IE TSN:RJ-45モジュラジャック
・内部通信バス:ベース(形式:R30BS)に接続
・内部電源:ベース(形式:R30BS)より供給
アイソレーション:CC-Link IE TSN-内部通信バス・内部電源間
入力の種類・レンジ設定:
 R30シリーズI/Oカード コンフィギュレータソフトウェア
(形式:R30CFG)により設定
 R3シリーズI/Oカード コンフィギュレータソフトウェア
(形式:R3CON)により設定
内部通信バス通信周期:約1ms
状態表示ランプ:RUN、RD、SD、D LINK、ERR、L ER、LINK
(詳細は取扱説明書を参照下さい。)

CC-Link IE TSN仕様

通信規格:IEEE 802.3
伝送種類:1000BASE-T
通信速度:1Gbps
通信方式:時分割方式
同期機能:IEEE802.1AS、およびIEEE1588v2準拠
認証Class:認証Class B機器
伝送ケーブル:CC-Link IE TSN準拠のケーブル
二重シールド付きツイストペアケーブル (CAT5e)
RJ-45コネクタ
トポロジ:ライン、スター
最大接続台数:64770台 (マスタ局とスレーブ局の合計)
(マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい)
最大局間距離:100m
局タイプ:リモート局
リンクデバイス:RX/RY 128点、RWw/RWr 64点
(R30シリーズとR3シリーズのI/Oカードを合計した点数)

設置仕様

消費電流:160mA以下
使用温度範囲:-10~+55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:10~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:ベース(形式:R30BS)に取付
質量:約125g

性能

絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧 : CC-Link IE TSN-内部通信バス・内部電源間
1500V AC 1分間
供給電源-FE間(電源カードにて絶縁)
1500V AC 1分間

適合規格

規格への適合条件は取扱説明書をご参照下さい。
適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
 EMI EN 61000-6-4
 EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

パネル図

データ配置

本器は同じベース上に構成される入出力カードの種別 (占有局数) を認識し、スロット順に自動的に入出力データを割り付けます。
ただし、入出力データの割り付けは本器の電源投入時のみ行われますので、入出力カードの構成を変更した場合は、電源の再投入を行って下さい。
1ノード当りの最大占有局数は64ですので、構成する入出力カードの占有局数の合計は64以下になるようにして下さい。
I/Oスロットに空きがあると、データは詰めて上位機器に伝送されます。
局タイプ:リモート局
リンクデバイス:RX/RY  128点、RWw/RWr  64点
(R30シリーズとR3シリーズのI/Oカードを合計した点数)

例えば、以下のような構成の場合、入出力データは下図のように割付けられています。
■ステータスデータ

入出力データ

■入力カードとの通信異常時の動作
入力カードに異常が発生し、通信ができない場合には最終値を保持し、入力カードとの通信ができるまで更新されません。
■カード情報、異常情報、データ異常情報
■アナログ(16ビット、パーセント値)データ(形式:R30SV4、R30SV2、R30YV4、R30YS4、R30US4など)
■アナログ(16ビット、温度)データ(形式:R30RS4、R30TS4、R30US4など)
■アナログ(16ビット、電流値)データ(形式:R30CT4など)
■アナログ(16ビット、積算値など)データ(形式:R3-PA2、PA4A、WT1、WT4など)
■アナログ(32ビット、BCD)データ(形式:R3-BA32A、BC32Aなど)
■16点用接点データ(形式:R30XN16A、R30YN16□など)

外形寸法図(単位:mm)

ブロック図・端子接続図