NS-7772-I Rev.3
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R7G4HML3-6-STYVS1
リモートI/O R7G4H シリーズ
少点数入出力ユニット
(MECHATROLINK-Ⅲ用、セルシン入力・直流電圧/電流出力、絶縁1点、ねじ端子台、メッセージ通信設定コマンド対応)
主な機能と特長
●MECHATROLINK-III用セルシン入力1点、直流電圧/電流出力1点の少点数入出力ユニット
●コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)を用いることにより、ゼロスパン調整、スケーリング設定の変更などが可能
形式:R7G4HML3-6-STYVS1-R①
価格
基本価格 98,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:R7G4HML3-6-STYVS1-R①
①は下記よりご選択下さい。
(例:R7G4HML3-6-STYVS1-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01/SET)
端子台
6
:電源用:ねじ端子台
通信用:MECHATROLINK-Ⅲ専用コネクタ
入出力用:ねじ端子台
種類
STYVS1
:セルシン入力1点・直流電圧/電流出力1点
供給電源
◆直流電源
R
:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)
①付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様(複数項指定可能)
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03
:ラバーコーティング +1,000円
◆出荷時設定
/SET
:仕様伺書(図面番号:NSU-7772-STYVS1)通りに設定 +0円
関連機器
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。
機器仕様
接続方式
・MECHATROLINK-III:MECHATROLINK-III専用コネクタ
・供給電源・入出力信号:M3ねじ2ピース端子台接続
(締付トルク0.5N・m)
圧着端子:「推奨圧着端子」の図を参照下さい。
・推奨メーカ:日本圧着端子製造、ニチフ
・適用電線サイズ:0.25~1.65mm
2
(AWG22~16)
端子ねじ材質:鉄にニッケルメッキ
ハウジング材質:難燃性灰色樹脂
アイソレーション:入力-出力-MECHATROLINK・FE-供給電源間
状態表示ランプ:PWR、ERR、CON、LNK1、LNK2で状態を表示
(詳細は取扱説明書を参照下さい)
パラメータ設定:コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)にて以下の設定などが可能です。
・角度スパン
・移動平均次数
・折れ線リニアライズ点数
・折れ線リニアライズ設定
・出力レンジ
・スケーリング値
・通信断時出力設定
詳しくは取扱説明書をご参照下さい。
■推奨圧着端子
MECHATROLINK-III仕様
伝送速度:100Mbps
伝送距離:最大6300m
局間距離:最大100m
伝送ケーブル:MECHATROLINK専用ケーブル
(安川コントロール株式会社製 形式:JEPMC-W6013-□-E)
コネクタ:タイコエレクトロニクス製インダストリアルミニI/Oコネクタ
最大接続スレーブ数:最大62局
(マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい)
対応伝送周期:125μs、250μs、500μs、1~64ms(1ms刻み)
対応通信周期:125μs~64ms
対応プロファイル:標準I/Oプロファイル(サイクリック通信モード時)、イベントドリブン通信ID情報取得用プロファイル(イベントドリブン通信モード時)
伝送バイト数:16バイト
局アドレス設定:03H~EFH(ロータリスイッチにより設定)
サイクリック通信モード:サイクリック通信対応
イベントドリブン通信モード:イベントドリブン通信対応
対応メッセージ通信コマンド:01H、7FH
他スレーブ監視機能:非対応
入力仕様
測定範囲:0~360°
角度スパン:60~360°
入力抵抗:1MΩ以上
定格入力電圧:90V AC、50/60Hz
同期信号入力電圧(セルシン発信器供給電源と共通):
85~132V AC、50/60Hz
出力仕様
■電流出力
出力レンジ:4~20mA DC
許容負荷抵抗:550Ω以下
出力範囲:出力レンジの-15~+115%
■電圧出力
出力レンジ:-10~+10V DC、-5~+5V DC、0~10V DC、
0~5V DC、1~5V DC
許容負荷抵抗:100kΩ以上
出力範囲
・-10~+10V DC以外:出力レンジの-15~+115%
・-10~+10V DC:約-11.5~+11.5V DC
設置仕様
消費電流
・直流電源:約100mA
使用温度範囲:-10~+55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁またはDINレール取付(35mmレール)
質量:約220g
性能
変換精度
・セルシン入力:折れ線ゲインが1以下のとき ±0.2%または
±0.5°(どちらか大きな値)
折れ線ゲインが1を超えるとき 変換精度×折れ線ゲイン
・直流出力:±0.1%
変換速度
・セルシン入力:同期信号入力周波数 50Hz 20ms
同期信号入力周波数 60Hz 16.7ms
・直流出力:200μs
変換データ
・セルシン入力:入力レンジに対し0~10000
・直流出力:出力レンジに対し0~10000
温度係数
・セルシン入力:±0.015%/℃(最大スパンに対する%)
・直流出力:±0.015%/℃
入力回路の遅延時間:100ms以下(0→90%)
出力回路の遅延時間:250μs以下(0→90%)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:入力-出力-MECHATROLINK・FE-供給電源間
1500V AC 1分間
適合規格
適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
EMI EN 61000-6-4
EMS EN 61000-6-2
低電圧指令
EN 61010-1、EN 61010-2-201
測定カテゴリⅡ(入力)
汚染度2
入力-電源間 基本絶縁(300V)
RoHS指令
コンフィギュレータソフトウェア設定
コンフィギュレータソフトウェアを用いることにより、以下の設定が可能です。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)の使用方法については、R7CFGの取扱説明書をご覧下さい。
パネル図
端子配列
■入出力の配線
■供給電源の配線
MECHATROLINK対応コマンド
データ変換
■入出力レンジと変換データ(出荷時設定値)
応答時間
アナログ入力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の入力信号が与えられてから、本器(スレーブ)の通信用ASICが90%の入力信号を送信するまでの時間です。
アナログ出力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の出力信号を本器(スレーブ)の通信用ASICが受信してから、アナログ出力信号が90%まで到達するまでの時間です。
T
COM
:上位機器(マスタ)で設定しているMECHATROLINK-Ⅲ伝送周期。
MECHATROLINK-Ⅲの伝送周期は、システム構成、設定によって変わります。
T
INP
:入力ユニット応答時間≦入力回路の遅延時間(Ta)+変換速度
*1
(Tb)+入力内部処理遅延時間(Tc)(伝送周期2回分)
T
OUT
:出力ユニット応答時間≦出力内部処理遅延時間(Td)(機器の対応できる伝送周期の最小値1回分)+変換速度(Te)+
出力回路の遅延時間(Tf)
*1、変換速度×移動平均回数となります。
例1、移動平均回数1回、同期信号入力周波数50Hz、MECHATROLINK-Ⅲ伝送周期:1msの場合
入力ユニット応答時間(T
INP
):入力回路の遅延時間(100ms)+変換速度(20ms)×移動平均回数(1回)
+入力内部処理遅延時間(1ms×2)=122 [ms]
出力ユニット応答時間(T
OUT
):出力内部処理遅延時間(0.125ms)+変換速度(0.2ms)+出力回路の遅延時間(0.25ms)
=0.575 [ms]
ビット配置
アナログ入出力ユニットは、コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)にてスケーリングが可能です。詳細はコンフィギュレータソフトウェアの取扱説明書をご参照下さい。
外形寸法図(単位:mm)・端子番号図
取付寸法図(単位:mm)
ブロック図・端子接続図
EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE端子を接地して下さい。
注)FE端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。