R7I4DECT-1-DA32A

リモートI／O R7I4D シリーズ

少点数入出力ユニット

（EtherCAT用、プラスコモン（NPN対応）接点32点入力、
e-CONコネクタ）
主な機能と特長
●EtherCAT用プラスコモン（NPN対応）接点32点入力の少点数入出力ユニット
EtherCAT®は、Beckhoff Automation GmbH（ドイツ）よりライセンスを受けた特許取得済み技術であり登録商標です。

形式：R7I4DECT－1－DA32A－R①

価格

基本価格 48,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。

ご注文時指定事項

・形式コード：R7I4DECT－1－DA32A－R①
①は下記よりご選択下さい。
（例：R7I4DECT－1－DA32A－R／Q）
・オプション仕様（例：／C01／SET）

端子台

1：電源用：コネクタ形スプリング式端子台
通信用：RJ-45モジュラジャック
入出力用：e-CONコネクタ

種類

DA32A：プラスコモン（NPN対応）接点入力32点

供給電源

◆直流電源
R：24V DC（許容範囲 ±10％、リップル含有率 10％p-p以下）

①付加コード

◆オプション仕様
無記入：なし
／Q：あり（オプション仕様より別途ご指定下さい。）

オプション仕様（複数項指定可能）

◆コーティング（詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。）
／C01：シリコーン系コーティング　＋1,000円
／C02：ポリウレタン系コーティング　＋1,000円
／C03：ラバーコーティング　＋1,000円
◆出荷時設定
／SET：仕様伺書（図面番号：NSU-7779-DA32）通りに設定　+0円

機器仕様

接続方式
・EtherCAT：RJ-45モジュラジャック
・供給電源・センサ用電源：コネクタ形スプリング式端子台
・入力信号：e-CONコネクタ
ハウジング材質：難燃性灰色樹脂
アイソレーション：入力・センサ用電源－EtherCAT・FE－供給電源間
状態表示ランプ：PWR、RUN、ERR、L/A IN、L/A OUTで状態を表示（詳細は取扱説明書を参照下さい。）
接点入力状態表示ランプ：ON時緑色点灯
取込周期設定：R7CFGにより設定

EtherCAT仕様

通信規格：IEEE802.3u
伝送種類：100BASE-TX
伝送速度：全二重100Mbps
伝送ケーブル：100BASE-TX(STPケーブルカテゴリ5e)
ノード間最大長：100m
固定アドレス設定：ロータリスイッチにて設定
Modular Device Profile(MDP)準拠
（マスタは必ずMDPをサポートしたものをご使用下さい。）

入力仕様

コモン：プラスコモン（NPN対応）32点／コモン
最大同時入力点数：制限なし（24V DC時）
センサ用電源：24V DC±10%、リップル含有率5%p-p以下、
5A以下（接点入力負荷を含みます）、コネクタ定格電流8A
ON電圧／ON電流：18V DC以上（入力端子のX0～X1Fと
+24V間）／2.0mA以上
OFF電圧／OFF電流：9V DC以下（入力端子のX0～X1Fと
+24V間）／1.0mA以下
入力電流：3.0mA以下／点（24V DC時）
入力抵抗：約8.6kΩ
ON遅延時間：0.5ms以下
OFF遅延時間：0.5ms以下

設置仕様

消費電流
・直流電源：約50mA（コネクタ定格電流8A）
使用温度範囲：-10～+55℃
保存温度範囲：-20～+65℃
使用湿度範囲：30～90%RH（結露しないこと）
使用周囲雰囲気：腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付：壁またはDINレール取付（35mmレール）
質量：約180g

性能

絶縁抵抗：100MΩ以上／500V DC
耐電圧：入力・センサ用電源－EtherCAT・FE－供給電源間　
1500V AC　1分間

適合規格

適合EU指令：
電磁両立性指令（EMC指令）
　EMI EN 61000-6-4
　EMS EN 61000-6-2
RoHS指令

コンフィギュレータソフトウェア設定

コンフィギュレータソフトウェアを用いることにより、以下の設定が可能です。
コンフィギュレータソフトウェア（形式：R7CFG）の使用方法については、R7CFGの取扱説明書をご覧下さい。

パネル図

端子配列

■入力の配線

応答時間

入力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の入力信号が与えられてから、本器（スレーブ）の通信用CPUが90%の入力信号を送信するまでの時間です。
　
T_COM：上位機器（マスタ）で設定しているEtherCAT通信周期
EtherCAT通信周期は、システム構成、設定によって変わります。

T_INP：入力ユニット応答時間 ≦ 入力回路の遅延時間（Ta）＋取込周期（Tb）＋入力内部処理時間（Tc）（通信周期2回分）

例、EtherCAT通信周期：1msの場合
入力ユニット応答時間（T_INP)：入力回路の遅延時間（0.5ms）＋取込周期（1ms）＋入力内部処理遅延時間（1ms×2）＝3.5[ms]