NS-7779-K Rev.2
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。
R7I4DECT-1-YVF4
リモートI/O R7I4D シリーズ
少点数入出力ユニット
(EtherCAT用、高速直流電圧出力4点、e-CONコネクタ)
主な機能と特長
●EtherCAT用高速直流電圧4点出力の少点数入出力ユニット
●コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)を用いることにより、出力一点ごとの設定、ゼロスパン調整、スケーリング設定の変更などが可能
EtherCAT®は、Beckhoff Automation GmbH(ドイツ)よりライセンスを受けた特許取得済み技術であり登録商標です。
形式:R7I4DECT-1-YVF4-R①
価格
基本価格 90,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:R7I4DECT-1-YVF4-R①
①は下記よりご選択下さい。
(例:R7I4DECT-1-YVF4-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01/SET)
端子台
1
:電源用:コネクタ形スプリング式端子台
通信用:RJ-45モジュラジャック
入出力用:e-CONコネクタ
種類
YVF4
:高速直流電圧出力4点
供給電源
◆直流電源
R
:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)
①付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様(複数項指定可能)
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03
:ラバーコーティング +1,000円
◆出荷時設定
/SET
:仕様伺書(図面番号:NSU-7779-YVF4)通りに設定 +0円
関連機器
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)
・ESIファイル
コンフィギュレータソフトウェアおよびESIファイルは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続する場合、市販のUSB MINI B規格のケーブルをご使用下さい。(お客様ご用意)
機器仕様
接続方式
・EtherCAT:RJ-45モジュラジャック
・供給電源:コネクタ形スプリング式端子台
・出力信号:e-CONコネクタ
ハウジング材質:難燃性灰色樹脂
アイソレーション:出力0-出力1-出力2-出力3-EtherCAT・FE-供給電源間
出力ゼロ調整:R7CFGにより設定
出力スパン調整:R7CFGにより設定
出力レンジ設定:R7CFGにより設定
通信断時出力設定:R7CFGにより設定
出力クリア値設定:R7CFGにより設定
状態表示ランプ:PWR、RUN、ERR、L/A IN、L/A OUTで状態を表示(詳細は取扱説明書を参照下さい。)
EtherCAT仕様
通信規格:IEEE802.3u
伝送種類:100BASE-TX
伝送速度:全二重100Mbps
伝送ケーブル:100BASE-TX(STPケーブルカテゴリ5e)
ノード間最大長:100m
固定アドレス設定:ロータリスイッチにて設定
Modular Device Profile(MDP)準拠
(マスタは必ずMDPをサポートしたものをご使用下さい。)
出力仕様
■低レンジ出力
出力レンジ:-1~+1V DC、0~1V DC、-0.5~+0.5V DC
許容負荷抵抗:100kΩ以上
■高レンジ出力
出力レンジ:-10~+10V DC、-5~+5V DC、0~10V DC、
0~5V DC、1~5V DC
許容負荷抵抗:100kΩ以上
■出力範囲
-10~+10V DC以外:出力レンジの-15~+115%
-10~+10V DC:約-11.5~+11.5V DC
設置仕様
消費電流
・直流電源(24V DC供給時):70mA以下
(コネクタ定格電流8A)
使用温度範囲:-10~+55℃
保存温度範囲:-20~+65℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁またはDINレール取付(35mmレール)
質量:約160g
性能
変換精度:±0.1%
変換速度:200μs/4CH
変換データ:出力レンジに対し0~10000
温度係数:±0.015%/℃
出力回路の遅延時間:250μs以下(0~90%)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:出力0-出力1-出力2-出力3-EtherCAT・FE-供給電源間
1500V AC 1分間
適合規格
適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
EMI EN 61000-6-4
EMS EN 61000-6-2
RoHS指令
コンフィギュレータソフトウェア設定
コンフィギュレータソフトウェアを用いることにより、以下の設定が可能です。
コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)の使用方法については、R7CFGの取扱説明書をご覧下さい。
パネル図
端子配列
■出力の配線
応答時間
出力ユニットの応答時間は、0→100%のステップ状の出力信号を本器(スレーブ)の通信用CPUが受信してから、出力信号が90%まで到達するまでの時間です。
T
COM
:上位機器(マスタ)で設定しているEtherCAT通信周期
EtherCAT通信周期は、システム構成、設定によって変わります。
T
OUT
:出力ユニット応答時間 ≦ 出力内部処理遅延時間(Td)(通信周期1回分)+変換速度(Te)+出力回路の遅延時間(Tf)
例、EtherCAT通信周期:1msの場合
出力ユニット応答時間(T
OUT
):出力内部処理遅延時間(1ms)+変換速度(0.20ms)+出力回路の遅延時間(0.25ms)=1.45[ms]
ビット配置
アナログ出力ユニットは、コンフィギュレータソフトウェア(形式:R7CFG)にてスケーリングが可能です。詳細はコンフィギュレータソフトウェアの取扱説明書をご参照下さい。
外形寸法図(単位:mm)
取付寸法図(単位:mm)
ブロック図・端子接続図
EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE端子を接地して下さい。
注)FE端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。