NS-6223 Rev.12
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。
R9LWTU
リモートI/O R9 シリーズ
電力マルチユニット
(クランプ式交流電流センサCLSE、LonWorks用)
主な機能と特長
●LonWorks用電力マルチユニット
●クランプ式交流電流センサを使用するためCT(計装用変成器)を用意しなくても測定可能
●8回路まで計測可能(電圧共通)
●ワンタッチクランプなので既存設備への取付が容易
●クランプ式交流センサは5~600Aと、幅広い入力レンジをご用意
●計測値、積算値、設定データは、電源OFF時も不揮発メモリに記憶
●SDカードを装着することで、電流、電力などのカレンダー付きのロギングが可能
形式:R9LWTU-2001-AD4①
価格
基本価格 164,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:R9LWTU-2001-AD4①
①は下記よりご選択ください。
(例:R9LWTU-2001-AD4/Q)
・オプション仕様(例:/C01)
種類
2:
単相2線式、三相3線式、単相3線式 8回路
接続
0
:端子台
I/O
0:
なし
増設ユニット
1
:接続可
補助電源
AD4
:交直共用
100~240V AC(許容範囲 85~264V AC、50/60Hz)/
110~240V DC(許容範囲 99~264V DC、
リップル含有率10%p-p)
①付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
/C03
:ラバーコーティング +1,000円
関連機器
・増設用接点入出力ユニット(形式:R9WTU-ED)
・増設用電力マルチユニット(形式:R9WTU-EP)
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:PMCFG)
・XIFファイル(外部インタフェースファイル)
LonWorks機器をLonMakerで設定する場合、その機器を定義するXIFファイルが必要です。
コンフィギュレータソフトウェアおよびXIFファイルは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。
・クランプ式交流電流センサ(形式:CLSE)
本器はセンサと組合わせて動作しますので、必要なチャネル数分のセンサをご用意下さい。
・SDカード
データを保存するには、SDカードが必要です。指定のSDカードをご使用下さい。弊社からもご購入いただけます。お求めの際は弊社までお問い合わせ下さい。
- ハギワラソリューションズ製 NSD6-004GH(B21SEI
(NSD6-004GH(A00SDI、NSDA-004GL、
NSDA-004GT…生産終了)
- アペイサー製 AP-ISD04GIS4B-3T
(AP-ISD04GIS4B-T…生産終了)
機器仕様
構造:ボックス形
保護等級:IP20
接続方式
・補助電源・電圧入力:M3.5ねじ端子接続
(締付トルク 0.8N・m)
・電流入力:M3ねじ端子接続(締付トルク 0.5N・m)
・LonWorks:M3ねじ端子接続(締付トルク 0.5N・m)
圧着端子:「推奨圧着端子」の図を参照下さい。
・推奨メーカ:日本圧着端子製造、ニチフ
・M3端子ねじ適用電線サイズ:0.25~1.65mm
2
(AWG22~
16)
・M3.5端子ねじ適用電線サイズ:1.04~2.63mm
2
(AWG16~14)
結線方式:単相2線、単相3線、三相3線
端子ねじ材質:鉄にニッケルメッキ
ハウジング材質:難燃性黒色樹脂
アイソレーション:センサコア-センサ出力・電流入力・電圧入力-LonWorks-補助電源-FE1間
■計測項目
・電圧:R-N、S-N、T-N、R-S、S-T、T-R
・電流:R、S、T、N
・有効電力:R、S、T、Σ
・無効電力:R、S、T、Σ
・皮相電力:R、S、T、Σ
・力率:R、S、T、Σ
・周波数
・有効電力量:受電
・無効電力量:受電遅れ
・デマンド有効電力
・デマンド無効電力
・デマンド皮相電力
・デマンド電流:R、S、T、N
・高調波:Σ
電圧:R-N、S-N、T-N、R-S、S-T、T-R
電流:R、S、T、N
・各最大値、最小値
・カレンダーログ(SDカード装着時):電圧、電流、電力、電力量、力率
動作モード設定スイッチ:結線方式、クランプセンサの選択が可能
状態表示ランプ:Power、SDCard
■推奨圧着端子(M3ねじ)
■推奨圧着端子(M3.5ねじ)
LonWorks仕様
ニューロンチップ:FT3120
(NeuronID はスペック表示と付属シールに数字とバーコード(peel-off code39フォーマット)で記載)
トランシーバ:FT-X1(FTT-10A相当品)
伝送速度 78kbps
より対線使用
伝送距離 フリートポロジ 500m
最大ノード数 64個/チャネル
LNS環境:LNS Ver.3.0 サービスパック8以降に対応
表示ランプ:ONLINE、ERR、TX/RX、SVCE(サービス)
操作スイッチ:サービス、リセット
入力仕様
周波数:50/60Hz共用(45~65Hz)
●電圧側
定格電圧
・線間:400V AC
・N-線間:230V AC(単相2線および単相3線時)
概略消費VA:電圧回路≦U
LN
2
/300kΩ/相
過電圧強度:定格電圧の2倍(10秒)、1.2倍(連続)
一次側電圧設定可能範囲:50~400 000V
●電流側
CLSE-R5:0~5A AC
CLSE-05:0~50A AC
CLSE-10:0~100A AC
CLSE-20:0~200A AC
CLSE-40:0~400A AC
CLSE-60:0~600A AC
過電流強度:1.2倍(連続)、5倍(10秒)
注)480V以下の回路でご使用下さい。
一次側電流設定可能範囲:1~20 000A
(CLSE-R5使用時、LonMakerからのみ設定可能)
動作入力範囲
・電流:定格の0~120%
・電圧:定格の10~120%
・皮相電力:定格の120%以下
・有効電力、無効電力:定格の-120~+120%
・周波数:45~65Hz
・COSφ:-1~+1
設置仕様
補助電源
・交流電源:9VA未満
・直流電源:3W未満
使用温度範囲:-10~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付:壁またはDINレール取付
質量:約500g
性能
許容差(温度、周波数の影響を含む)
*1
・電圧:±0.5%
*2
・電流:±0.5%
*2
・電力:±0.5%
*2
・力率:±1.5%
・周波数:±0.1%
*2
・電力量:±1%
・高調波:±2%
*2
温度の影響:10~35℃
周波数の影響:45~65Hz
*1、センサの許容差は含まれていません。センサと組合わせたときの許容差は、センサの許容差を加算します。
*2、定格入力に対しての許容差。単相3線時の中性線電流、三相3線不平衡時のS線電流は、入力1%以上で許容差を保証。
データ更新周期:
・高調波と周波数:1s以下
・高調波と周波数以外:500ms以下
カレンダ時計(電池バックアップ機能付き)
月差:3分以下(周囲温度25℃)
バックアップ時間:電源非投入状態にて2年(周囲温度25℃)
電源投入時電池は消費しません。
使用電池:リチウム一次電池(取り外し不可)
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:電流入力・電圧入力-LonWorks-補助電源-FE1間
2000V AC 1分間
パネル図
結線図
CTはCLSEを使用。
結線図は1回路のみの表記です。
CTセンサは1~8CHまでの8回路分までの接続が可能です。
低圧回路では接地は不要です。
通信ケーブルの配線
■マスタユニットとの配線
端子配列
外形寸法図(単位:mm)
取付寸法図(単位:mm)
ブロック図・端子接続図