NS-7837 Rev.9
価格の改定を実施させていただくことがございます。最新価格につきましては、お問い合わせ下さい。
M6DXAP
ユーロ端子接続形超薄形変換器 M6D シリーズ
アナログパルス変換器
(PCスペック形)
主な機能と特長
●直流入力信号を各種のパルス出力信号に変換する5.9mm幅の超薄形変換器
●出力信号は周波数変調とパルス幅変調を選択可能
●全高が低いため奥行120mmの端子ボックスに取付可能
●PCプログラマブル
●密着取付可能
●電源表示ランプ、状態表示ランプ搭載
形式:M6DXAP-①②-R③
価格
基本価格 40,000円
加算価格
・オプション仕様により加算あり。
ご注文時指定事項
・形式コード:M6DXAP-①②-R③
①~③は下記よりご選択下さい。
(例:M6DXAP-Z1A-R/Q)
・オプション仕様(例:/C01/SET)
①入力信号
◆電流入力
Z1
: 入力範囲 0~50mA DC(入力抵抗 25Ω)
◆電圧入力
S1
:入力範囲 -1000~+1000mV DC(入力抵抗 1MΩ以上)
S2
:入力範囲 -10~+10V DC(入力抵抗 1MΩ以上)
(入力の種類、入力レンジはコンフィギュレータにより設定可能です。)
②出力信号
A
:オープンコレクタ(周波数変調100kHz、パルス幅変調1kHz)
M
:5V 電圧パルス(周波数変調100kHz、パルス幅変調1kHz)
N
:12V 電圧パルス(周波数変調100kHz、パルス幅変調1kHz)
P
:24V 電圧パルス(周波数変調100kHz、パルス幅変調1kHz)
(出力の方式、出力レンジはコンフィギュレータにより変更可能です。ただし、出力の種類の変更には、出力設定用ディップスイッチの変更が必要です。)
供給電源
◆直流電源
R
:24V DC(許容範囲 ±10%、リップル含有率 10%p-p以下)
③付加コード
◆オプション仕様
無記入
:なし
/Q
:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。)
オプション仕様(複数項指定可能)
◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。)
/C01
:シリコーン系コーティング +1,000円
/C02
:ポリウレタン系コーティング +1,000円
◆出荷時設定
/SET
:仕様伺書(図面番号:NSU-7837)通りに設定 +0円
関連機器
・コンフィギュレータソフトウェア(形式:M6CFG)
コンフィギュレータソフトウェアは、弊社のホームページよりダウンロードが可能です。
本器をパソコンに接続するには専用ケーブルが必要です。
対応するケーブルの形式につきましては、ホームページダウンロードサイトまたはコンフィギュレータソフトウェア取扱説明書をご参照下さい。
機器仕様
接続方式
・入出力信号:ユーロ端子接続(締付トルク 0.3N・m)
・供給電源:ベース(形式:M6DBS)より供給
またはユーロ端子接続(締付トルク 0.3N・m)
適用電線サイズ:0.2~2.5mm
2
、剥離長8mm
ハウジング材質:難燃性黒色樹脂
アイソレーション:入力-出力-電源間
ゼロ調整範囲:-2~+2%(PCによる設定)
スパン調整範囲:98~102%(PCによる設定)
電源表示ランプ:緑色LED、電源供給時点灯
状態表示ランプ:橙色LED、変換器の動作状態をLEDの点滅パターンで表示
コンフィギュレーション:PCによる設定
設定可能項目
・入力の種類
・入力レンジ
・出力の方式(周波数変調、パルス幅変調)
・出力レンジ
・ゼロスパン調整
・ユーザ指定テーブル
(ポイント数 : 最大101点、設定可能範囲 : -2~+102%)
・その他
詳しくはコンフィギュレータソフトウェアの取扱説明書をご参照下さい。
コンフィギュレータ接続用ジャック:φ2.5小形ステレオジャック
RS-232-Cレベル
入力仕様
■電流入力
入力抵抗:入力抵抗器を内蔵します。
入力範囲:0~50mA DC
最小スパン:2mA
入力バイアス:入力範囲の任意点
指定のない場合、出荷時設定値は4~20mA DCとなります。
■電圧入力
入力範囲
・S1:-1000~+1000mV DC
・S2:-10~+10V DC
最小スパン
・S1:100mV
・S2:1V
入力バイアス:入力範囲の任意点
指定のない場合、出荷時設定値は次の通りです。
・S1:0~100mV DC
・S2:1~5V DC
出力仕様
■変調の方式
・周波数変調
出力範囲:0~100%
最大設定周波数:100kHz
最小スパン:0.01Hz
(入力が変化することにより周波数が変化します。デューティ比は約50%です。)
・パルス幅変調
出力範囲:1~99%
設定出力周期:0.008Hz~1kHz
(入力が変化することにより、周波数は固定の状態でパルス幅(デューティ比)が変化します。周波数はM6CFGにて設定可能です。)
■オープンコレクタ
出力定格:50V DC 100mA(抵抗負荷)
飽和電圧:0.5V DC
指定のない場合、出荷時設定値は0~10kHz(周波数変調)となります。
■電圧パルス
Hレベル:定格値(5、12、24V)±10%
Lレベル:0.5V以下
許容負荷抵抗(Hレベル電圧)
・ 5V:1.0kΩ以上
・12V:2.4kΩ以上
・24V:4.8kΩ以上
指定のない場合、出荷時設定値は次の通りです。
・M:0~10kHz(周波数変調)
・N:0~10kHz(周波数変調)
・P:0~10kHz(周波数変調)
設置仕様
消費電力:約1W
使用温度範囲:-20~+55℃
使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
取付:ベース(形式:M6DBS)またはDINレール取付
質量:約65g
性能(スパンに対する%で表示)
基準精度:入力精度+出力精度
入力精度は入力スパンに反比例します。
「基準精度の計算例」参照。
■入力精度(入力範囲に対する%で表示)
-1000~+1000mV:±0.01%
-10~+10V:±0.01%
0~50mA:±0.02%
■出力精度(周波数変調)
≦10kHz:±0.10%
≦5kHz:±0.05%
≦1kHz:±0.02%
最大周波数10kHz~100kHzの範囲をご使用の場合は
出力精度(%)=最大周波数(kHz)×0.01
となります。
■出力精度(パルス幅変調):±0.2%
温度係数(最大入力スパンに対する%):±0.01%/℃
応答時間:0.1s+(出力100%時のパルス1周期)
(入力を0→100%に変化させてから最初のパルスが変化するまでの時間です。)
電源電圧変動の影響:±0.1%/許容電圧範囲
絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
耐電圧:入力-出力-電源-大地間 2000V AC 1分間
基準精度の計算例
1、周波数変調
入力範囲-10~+10V、入力レンジ1~5V、最大周波数10kHz
・入力精度=入力電圧範囲(20V)÷入力スパン(4V)× 入力精度(0.01%)=0.05%
・出力精度=0.10%
基準精度=±0.15%
2、パルス幅変調
入力範囲-10~+10V、入力レンジ1~5V、出力周期1kHz
・入力精度=入力電圧範囲(20V)÷入力スパン(4V)× 入力精度(0.01%)=0.05%
・出力精度=0.20%
基準精度=±0.25%
適合規格
適合EU指令:
電磁両立性指令(EMC指令)
EMI EN 61000-6-4
EMS EN 61000-6-2
RoHS指令
パネル図
出力の種類の切替には、ディップスイッチの設定が必要です。
ディップスイッチの設定については、取扱説明書をご参照下さい。
外形寸法図(単位:mm)・端子番号図
ブロック図・端子接続図